「徳川”平和の剣”の発想 柳生新陰流の技と心」というセミナーが静岡で行われました。講師は三重県伊賀在住の多田容子さんという作家の方が、柳生新陰流について、実技を含め、講習されました。新陰流における剣の理法に始まる技と心の持ち方など、いろいろと講義されました。案内にもありましたが、「人を切らない剣」。なぜ、敵を切らずに争いをおさめられたのか? そこには心身の自由を求める発想と緻密な技がありました。と言うように剣法だけではないその世界をある程度、知ることができたような気がしました。実技の中には居合にも適用できる部分があったように感じ取りました。